夕食を始めようとしたとき、婿から連絡があった。
娘が肺炎で入院したと。
救急車で運ばれて一時は非常に心配したと。
なんで?昨日も機嫌よく出社した?
今朝も仕事に?
今、命に別状はないからと電話を切ったけれど、食事は砂を噛むようだった。
昨秋、知人がアッという間に、本人さえ自覚しない間に亡くなった。
震えるような恐怖が体を締め付ける。
加えて娘にコウノトリが訪れているかもしれないと、昨日聞いたばかりだ。
どちらからともなく「行こう」と。
アッという間に片付けて着替えて病院へ走った。
静かな夜の病院へ入り、受付で聞いて病室へ。
婿とは入れ違いになったらしい。
娘は熱のありそうな汗ばんだ顔で横たわっていた。
水が肺を圧迫して痛みがあったのだそうだ。
職場へ迎えに来た婿があちこちの病院へ行ったが、妊娠の可能性を伝えると断られたという。
どうすればいいんです!と叫ぶと救急車を呼んだ方がいいと。
昼ごろから病院を回り、救急車でここへ来たのが5時。
ここでも最初はなんでもないでしょう、だったらしいがとにかく検査をしてと訴えて血液検査で即入院となったらしい。
結果からすれば間一髪のことだったという。
薬のせいでずいぶん楽になったと笑顔を見せた。
38.8度の熱は37.7度になっていた。
婿が着かえを持ってきたので私たちは帰った。
ホッとした。
しかし、コウノトリさんは娘への二度目のチャンスをどうして下さるのだろう。
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