毎日新聞でDVの特集が連載されている。
私は暴力を振るわれたことはない。
子供に暴力を加えたこともない。
しかし、夫の「気に入らない何か」の表現は無言。
一週間、二週間の無言は同じ職場で働く私にとって辛いことだった。
感情に関係なく笑顔で仕事をする日々。
「どうして?なんで?」にも無言。
無言で出かけて無言で帰宅して無言で食事をして寝る。
そんな時は4人の子供たちとも会話がない。
休日も無言でゴルフに行く。
最長の無言は三ケ月。
耐えかねて私が泣く。
泣きながら、どうして?私は辛いと。
それに、子供たちにどんな罪があるのか?と。
「分かった、もういい。」とひとことだけ。
そうして、徐々にもとに戻る。
それを繰り返してきた。
体調も悪く、漢方薬や病院めぐりをしたが、悪いところはなかった。
今日の新聞で「夫源病~こんなアタシに誰がした」という本のことがあった。
新聞を見て笑ってしまった。
「これや!」
働いていた時、たまに夫が出張に行く。
しばらくすると体が軽くなり気分がいい。
「あ~、元気になった~」と喜ぶ。
夫が帰ってきてしばらくすると、肩こり、眩暈、気鬱、イライラが再発。
でも、あなたがいない時は体調がいいなんて言えない。
また、2週間無言の行だもの。
同居の義父を見送り、子供たちが巣立ち、夫婦の暮らしになった。
仕事も辞めた。
二人きりの家で同じようなことが繰り返されようとした。
「2回目があったら、決心しましょう。」と私は云った。
「私もあなたも一所懸命働いた。私はあなたと約束した通り、父と暮らし、あなたの姉妹兄弟も大切にした。あなたも「お前の家族と結婚した覚えはない」と言いながら、私の家族に親切にしてくれた。これからはフィフティ・フィフティ。もう穏やかになりたい。同じ趣味をもち、同じ行動をしてくれなくてもいい。あなたの好きにしてくれていい。あなたの友人に感謝して大切にする。でも、私も好きなことで老後を過ごしたい。私の友達をあなたの友達と同じように大切にして欲しい。」と。
夫は私の「背水の陣」を悟ったと思う。
今、家事のを分担をし、ボランティアも手伝い、アッシーも快くしてくれる。
別々の趣味や活動を気兼ねなくやっている。
友人たちには「いいご主人ね」といわれる。
根本的には優しい心根の人なのに、今でも、あれは何だったのか全く判らない。
夫に聞いても答えない。
体調がすっかりよくなった訳でもない。
でも、自分や夫と折り合いをつけることができるようになったと思う。
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